私たち昇苑くみひもでは、創業当時から手組の技術を大切に継承してきました。弊社創業者も伝統工芸士として組紐作りに向き合い、主催していた組紐教室からもたくさんの伝統工芸士を輩出してまいりました。現在も続く宇治本店の組紐教室には京くみひもの伝統工芸士が3名在籍しており、日々ものづくりを続けております。手組での組紐作りの可能性を広げるべく、今回は皆様に2つの新しい素材販売のご案内です。
〇 レースの帯締め製作も可能!結びにも使える角八つ組の組紐素材!
こちらは絹糸で組み上げられた「角八つ組」の組紐になります。1mmほどの太さのこちらの組紐はしっかりとしたハリのある紐になり、絹糸と組み合わせて新しい帯締めなどを組み上げることもできます。またこの紐だけを使用してマクラメのような結びの技法で、帯締めそのものを作り上げることも可能です。いろいろなアイデアで細い糸だけを使用することでは実現できなかった新しいものづくりの扉を開くことができます!
〇 組紐教材に「15本持ち 32m」という新しい購入単位を設定!
一般的に組紐作りに取り組まれている方々用に販売されている絹糸は「並尺」「長尺」「16玉」「24玉」といった帯締め作りに適した単位で販売されていることがほとんどです。ただし最近では帯締め作りに限らず、アクセサリーやインテリアなどをさまざまな用途のために組紐をお作りになられる方々も増えてこられたように思います。そこで今回15本に束ねられた糸を32m分、一続きのままでご購入いただけることが可能になりました。従来の帯締め作りの糸の束よりも本数を少なめに設定してあるので、繊細な組紐作りにも便利な内容となっております。また32mが一続きになっているので、ご自身で必要な長さをカットすることで無駄なく糸を使っていくことが可能です。もちろん帯締め作りの際にちょっと差し色を使用したい時にもとても重宝する少ない単位での組糸になります。今まで帯締め用の糸を購入しながら調整されていた皆様、ぜひ小回りの利く小さな単位の組糸をお試しください!